精神科作業療法協会とは |
精神科作業療法協会の変遷 |
「精神科作業療法協会」は、1965年(昭和40年)1月に作業療法を実際に担っていた看護者や作業療法指導員など精神科の現場を担うもの同士により「実践の交流、研修活動を通して、精神障害者の社会復帰を促進すること、及び従事者の資質や地位の向上を図ってゆくこと」を目的として発足されました。
精神科作業療法協会はその英訳 Psychiatric Occupational Therapy Association の頭文字をとって通称「ぽた」といい、「POTA」と表記していました。そして2005年(平成17年)6月から、特定非営利活動法人(NPO法人)となり、名称もアルファベットの表示のみとしました。
その後、活動の幅が広がるにつれて名称が「POTA」では初めての方にとっては実態が分かりにくいとの意見を踏まえて、当初の「精神科作業療法協会」に名称を変更しました。
現在会員は約300名で、作業療法士の他、作業療法助手、看護師、PSW、学生その他職種の方もいらっしゃいますが、精神医療・福祉の領域に対して情熱を持った人たちが集まっています。
精神科作業療法協会の主な事業 |
研修事業 | 全国研修会 年に一度行われるPOTAのメイン活動(毎年9月頃) 二日間にわたる内容豊富な研修会です 作業療法研修会 年に二度行われる専門研修(同じ内容を東京と広島で開催) 精神科作業療法で使われる技術や情報をお伝えします 精神科作業療法部門管理運営研修会 部門管理者やそれに準じる方を対象とした研修会 講演と悩み相談会を行っています 司法精神科作業療法全国研修会 医療観察法病棟で働く方を対象とした研修会 |
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普及啓発事業 | 機関誌「精神科オキュペイショナルセラピー」の発行 年1回発行 全国研修会の内容を掲載 「POTAニュース」の発行 年4回発行 情報及び活動紹介など ホームページの維持管理 医療福祉に関する情報から、精神科作業療法に関する情報など広く取り上げています |
連絡連携事業 | 情報誌交換 医療福日本作業療法士協会、日本精神科看護協会をはじめ地域で活動している研修会との情報交換を行います 学生表彰 精神科分野に進学する予定の卒業生で養成校から推薦を受けた学生を表彰します |