人は、人を浴びて人になる―心の病にかかった精神科医の人生をつないでくれた12の出会い

人は、人を浴びて人になる―心の病にかかった精神科医の人生をつないでくれた12の出会い単行本

夏苅郁子


夏刈郁子さんをご存知でしょうか?
児童精神科医で医学博士でもあり、現在も現場で活躍される精神科医です。
その医師が、若い頃、精神を病む母親に暴言を吐かれ、いじめに会い、生きていくのに疲れ、二度の自殺未遂を起こし…絶望の淵に立たされていた人生に、生きていく力をもたらしてくれたのは、岐路で出会った静かに手をさしのべてくれた人達でした!
今は「人生って素晴らしい」と思えるようになった精神科医の、反省を振り返りながら人のあたたかさにふれる事が出来る自伝的エッセイ。精神科に関わる専門家には、是非一読をお勧めします。