統合失調症がやってきた |
統合失調症がやってきた
ハウス加賀谷・松本キック (著)
2014年10月11日から行われるPOTA50周年大会で記念講演をして頂く漫才コンビ「松本ハウス」。「タモリのボキャブラ天国」でレギュラーも勤めていた人気絶頂の最中、突如姿を消した芸人ハウス加賀谷さん。統合失調症という病に襲われた半生と、「松本ハウス」復活までの軌跡が、相方・松本キックさんの視点を交えて書かれています。加賀谷さんの母や相方への気遣い、キックさんの相方へのさらりとした優しさが心にしみます。加賀谷さんのあとがきの言葉も印象的。「社会の偏見は根深く、なかなかなくならない。だけど、ぼくは、偏見がなくなることを期待するより、自分がどう生きるかが大事だと考えてるんだ」