もうひとつの「心病む母が遺してくれたもの」 |
もうひとつの「心病む母が遺してくれたもの」
夏苅郁子 (著)
2012年に出版された「心病む母が遺してくれたもの:精神科医の回復への道のり」に続く一冊。著者は幼少期、放蕩三昧の父、売血で生活費を稼ぐような母の中で育った。その後、母は精神科に入院し離縁。著者も自殺未遂や自傷行為を繰り返すが、成人して精神科医となった。しかし家族関係の葛藤は変わらない。辛い日々を送っていた著者を救ったのは友人や永山則夫の精神鑑定を担当した石川医師であった。著者と著者の家族の再生の物語。